第219回 渋谷教育学園渋谷中算数 1999年一次その1

第219回

さいころで遊ぼう(その9)

 中学入試の算数は基本的な計算力や知識を問うものと,その場での思考力が必要なものに分けることができます。つまり,知識タイプの問題と思考タイプの問題です。

 形式としては,答えだけ出せばよい客観式と,答えを求めるまでの考え方を書かなければならない記述式があります。サピックスという進学塾では,学校のタイプを知識中心のAタイプと思考中心のBタイプに分けています。

 難関校である男女の御三家は思考タイプが多くなっています。そんな中,女子学院は基本的な問題をはやく解いていく知識タイプとして知られています。実際,女子学院の算数は取り組みやすいものが多く,算数が苦手な女子でも対応できるということで,目標とする受験生が多い学校です。

 そんなこともあり,巷では女子学院の問題はカンタンだという評判が定着しているようです。ところが,あまりにカンタン,カンタンと言われると,学校側も面白くないのでしょう。何年かに1度は,男子校でも出さないような難問を出題することがあります。

 そうした問題は,当然ながら合否には影響しませんが,カンタンだと思っていた受験生には,精神的にかなりの負担になるでしょう。

 次の問題はそんな出題の1つです。解説問題も掲載しているので,まずは自力で解いてみましょう。
おまけ-女子学院.pdf


算数×立体×さいころ
 図1は立方体の形をしたさいころの展開図です。さいころの向かい合う面の目の数の和は7になります。
このさいころを,図2のます目の上を転がしていきます。スタートのます目に(あ)の面が上で手前の面が1となるようにおき,そこから出発して,さいころの面がすべらないように3回転がすと,さいころは①の位置にきます。また,上になっている面の目の数は3となりました。
このように転がすとき,次の各問いに答えなさい。
⑴ 図1の(あ)の面の目の数を答えなさい。
⑵ ②の位置まで転がすとき,上になっている面の目の数を答えなさい。
⑶ ゴールの位置までさいころを転がすとき,上になっていると考えられる面の目の数を答えなさい。
画像219回-2.jpg
画像219回-1.jpg

さいころで遊ぼう(その9)
さいころをふったら,1が連続して10回出ました。次に出る目は何でしょう。



子どももサイコロと同じように,自分の思い通りにならないと親が悟りを開く。こんな家庭が少しでも増えてほしいものです。

渋渋1999年1次-その1.pdf

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